トップフォートは、KMPと共同運営する画像（マーク）や立体物そのものを認識するスマートフォンアプリ「TROMEDIA（トロメディア）」を、詐欺防止を目的としても活用していくことを明らかにした。

今や日常的に利用されているQRコードだが、その利便性の一方で、自動販売機やコインパーキング、返金通知など、さまざまな場面においてQRコードを悪用した詐欺行為が増加している。

「TROMEDIA」は、スマートフォンのカメラで写真（2D）や立体物（3D）をスキャンすることで、あらかじめ設定されたWebサイトや画像、動画などのリンク先へ即時に遷移できる画像認識アプリ。使い方は、スマートフォンを対象の画像や立体物にかざすだけ。自動で設定されたコンテンツへ遷移するため、誰でも簡単に利用できる。さらに、画像（マーク）や立体物自体がトリガーとなるため、QRコードのように偽造されるリスクがなく、高い安全性を実現する。

「TROMEDIA」はもともと限定コンテンツの視聴と相性が良く、たとえば写真集の表紙と裏表紙をセットでかざすことで、タレントの限定動画が視聴できるといった活用が中心だった。今後はこうしたエンタメ領域における「推し活」促進に加え、「詐欺防止」など社会課題の解決にも貢献する二軸での展開を目指していく。