2025年05月29日 17:22

KEYUCAは、10代から60代の女性300人を対象に熱中症に関する意識調査を実施した。調査結果では、熱中症の危険性を十分に認識しながらも、実際には対策グッズの携帯や活用が不十分である現状が浮き彫りとなった。
調査によると。熱中症対策を意識し始める時期は、5月が最多。また全体の約9割が夏本番を迎える7月までに「対策意識あり」と回答した。近年の気候変動や異常気象の影響で、例年よりも早い時期から熱中症のリスクを感じる人が増えているようだ。一方、「熱中症対策グッズを常に持ち歩いている」と回答した人はわずか16.7%と、意識と行動のギャップが浮き彫りに。
実際に持ち歩いている熱中症対策グッズTOP3は、「日傘」「ペットボトル飲料」「帽子」だった。また、対策として行われている内容では「水分をこまめに摂る(76.7%) 」、「日傘を使う(63.0%) 」、「エアコンや扇風機で温度調整する(52.7%) 」が上位に。身体の外部環境を直接コントロールする方法が多くの人に選ばれていることが明らかになった。
また、熱中症対策グッズを選ぶ際に重視するポイントでは、7割の人が「機能性」と回答。次いで「持ち歩きやすさ」「価格の安さ」がランクイン。日傘に対してはUVカット機能や晴雨兼用の実用性だけでなく、軽量性等の利便性が強く求められる結果となった。