ニフティは、同社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「AI」に関するアンケート調査を実施し、5月29日、レポートを公開した。本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象にAIの利用経験や、AIを利用する際のルールなどについてアンケートを実施し、1430人から回答を得た。

アンケートによると、子どもたちが一番よく利用するAIはAlexaやSiriなどのAIアシスタントで、約8割の小中学生が「使ったことがある」と回答した。ChatGPTはAIアシスタントに比べると少ないものの、半数以上の人が利用したことがあるようだ。

また、勉強にAIを使ったことがあるかどうかの質問には、約4割の人が「ある」と回答した。わからない問題の解説や、宿題の丸付けなどさまざまな用途で使っていることがわかった。あくまで学習時の補助として活用しているという意見が大半を占める一方で、「作文を作らせた」などAIに宿題を任せたとの回答も。その他、タイマーセットをAIに頼んだり、音楽をかけてもらったり、調べ物を音声でするなど幅広くAIが活用されていることがわかった。

一方、AIを利用する際のルールについて家や学校で決めている人は少なく、約9割の小中学生が「決めていない」と回答。ルールを決めている場合は、「宿題には使用しない」「時間や場所を守る」などの意見が多くあげられた。調査レポートはこちら。