2025年05月29日 15:54

エム・ピー・ソリューションは、病院やクリニックを利用する関東圏在住の20代~60代の男女500名を対象に、「病院やクリニックでの決済状況」に関するアンケート調査を実施した。

まず直近の受診で利用した決済方法は、現金で支払った人の割合は51.8%、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済のなどのキャッシュレス決済を利用した人の割合は48.2%と拮抗。全ての決済方法が使える場合、現金決済を希望する人は24.2%、キャッシュレス決済を希望する人は75.8%となった。

世代別で見ると、30代の83.8%(83人)が一番多く、その他の世代においても約70%以上の割合がキャッシュレスを希望していることが判明。また、希望しているキャッシュレス決済の種類は、どの世代においても「クレジットカード」が最も多く、次いで「QRコード決済」が多いという傾向が見られた。また「現金」で支払った人のうち、最も使いたい決済方法として「キャッシュレス決済」と回答した人が過半数を超えた。

さらにキャッシュレス非対応によって、受診先自体を変更している人が一定数存在することが明らかに。現金しか使えず不便を感じた経験に加えて、体調不良時に現金を用意するために移動せざるを得ない状況も多く発生しており、現金決済のみの対応による患者の実質的な負担も浮き彫りとなった。