2025年05月29日 12:54

ギャンブル等依存症対策研究会は、「ギャンブル等依存症対策士」ベーシックコースの検定試験を7⽉と12⽉に実施する。
ギャンブル等依存症対策研究会は、ギャンブル等依存症研究と対策推進を目的として2023年11月に設立された一般社団法人。ギャンブル依存症に関する教育カリキュラムを作成するために学識経験者や治療関係者が大阪商業大学内に設立した研究プロジェクトチームが同団体の起源となっている。
オンラインカジノやIR(統合型リゾート)の広がりを背景に、ギャンブル等依存症に対する正しい理解と対応⼒が、今まさに社会全体に求められている。スマートフォンから簡単にアクセスできるオンラインカジノの存在は、とくに若年層における依存リスクを⾼めており、ギャンブル環境が私たちの⽇常⽣活の中に深く⼊り込みつつある現状がある。こうした社会的課題に対応すべく、ギャンブル等依存症対策研究会では、依存症に関する正しい知識と対応⼒を備えた専⾨⼈材を育成することを⽬的に、「ギャンブル等依存症対策⼠」検定制度を創設した。
「ギャンブル等依存症対策⼠」資格は、依存症の予防・早期発⾒・適切な対応を担う⼒を⾝につける⺠間資格として注⽬されており、2025年度は7⽉と12⽉にベーシックコースの認定試験を実施予定。すでに医療・福祉関係者、公務員、教育関係者、企業の⼈事担当者など全国から幅広い関⼼が寄せられている。
受験日程は、7⽉5日と12⽉6日。