2025年05月28日 12:29

ベター・プレイスは、4月末時点で「はぐくみ企業年金」の加入者数が9万人を超え、さらに導入法人数が4000社を突破したことを明らかにした。
「はぐくみ企業年金」 は、2018年4月に設立された確定給付企業年金(DB)で、従業員が着実に資産を積み上げていくことで、お金の心配なく安心して働くことができるよう支援する制度。全国の中小企業に幅広く導入されており、基金設立から約7年で、加入者数9万7609人、導入法人数4097社、導入事業所数4381事業所と拡大を続け、1年間で加入者数は約3万人、導入法人数は約1800社増加した。
「はぐくみ企業年金」は、主に福祉業界で働く人の将来の資産形成を支援することを目的として、2018年に確定給付企業年金法に基づき発足。企業が制度を導入することで、加入する従業員は元本保証を受けながら安心して将来の資産形成を行うことができる。また多くの中小企業にとって事務の手間が企業年金導入の大きなハードルとなるが、ベター・プレイスの開発・提供する企業年金DXシステム「はぐONE」によって企業年金導入に係る事務手続きの90%以上をDX化。導入法人担当者の事務手続きの負担を大幅に軽減し「はぐくみ企業年金」を導入することを可能としている。
加入者にとっても「はぐONE」から掛金申請や積立額の確認、掛金シミュレーションを通じて資産形成がしやすい。今後は「はぐONE」のアプリ化や機能強化によって、より使いやすく、加入者の人生に寄り添うツールとなることを目指す。