MENU
2025年05月27日 09:58

カタリバとETIC.(エティック)が協働して運営する、10代のための居場所の立ち上げ・運営を目指す団体を応援するインキュベーションプログラム「ユースセンター起業塾」事業創造コースにおいて、新たに全国1府6県7団体の採択が決定した。

カタリバはこれまで、被災地の子どもたちのための放課後施設「コラボ・スクール大槌臨学舎」や、中高生の秘密基地をテーマにした「文京区青少年プラザb-lab」、不登校の子どもたちへ支援を行う教育支援センター「おんせんキャンパス」など全国各地でさまざまな子どもたちのための居場所を運営してきた。

その中で、この10代の子どもたちの居場所「ユースセンター」を日本全国に広げるため、子どもたちの居場所づくりに取り組む団体を支援しようと2021年に立ち上げたのが「ユースセンター起業塾」事業創造コースだ。本プログラムでは、カタリバがこれまでの居場所運営で得たノウハウを活用し、各団体のユースセンター事業の立ち上げを資金面・運営面両方から支援している。

今回、新たに1府6県7団体の採択が決定した。地域社会とのつながりづくりの視点で取り組む団体や、不登校の子どもたちから関わる対象を拡大する団体など、三者三様。新たな団体が加わることで、これまでに採択した団体も含めたコミュニティでの学びはより充実することが期待される。さらに多くの10代の子どもたちに居場所を届けるため、カタリバも支援を続けていく。

カタリバ