2025年05月26日 19:53

曲げわっぱのお弁当や秋田杉の工芸品を製造販売する大館工芸社は、新商品「Ply Bowl」を5月24日よりクラウドファンディングサイトmakuakeにて限定先行発売開始した。
秋田県大館市に工場を構える「大館工芸社」は、国の伝統的工芸品にも指定される「大館曲げわっぱ」を製作。樹齢100年以上の秋田杉を使用し、薄く剥いだ杉の柾目を熱湯につけて曲げ加工を施す伝統技法を守り続けている。吸湿性に優れた美しい木目の製品は、約1300年前から続く秋田杉の曲物の歴史と職人の技を感じさせる。
そんな大館工芸社では、「世界にひとつ、あなただけの特別な器。」をコンセプトとする曲げわっぱブランド「Blanc Pa(ブランパ)」の新しい商品「Ply bowl」を販売する。「Ply bowl」に使われる材料は、日本三大美林のひとつとして知られる秋田杉。秋田杉は、北東北の厳しい気候風土の中で長い時間をかけて成長し、美しい木目、優れた強度、軽さ、そして弾力性といった卓越した特性を持っている。さらに、年輪幅が揃ったその木目は、他にはない独特の美しさがある。
また本商品は、製造過程でCO2排出をほとんど行わない環境配慮型製品。かつて使用していた天然秋田杉は、現在資源保護の観点から供給が停止されている。「Ply bowl」では植林され、100年以上の高齢級材のみを使用。この特別な素材の価値を最大限に活かし、未来へと伝えていく循環型のものづくりを行っている。詳しくはこちら。