2025年05月19日 09:27

朝日新聞社が運営する朝日新聞のデジタル版は、5月15日にアプリをアップデートし、記者による日々の発信(つぶやき)をタイムライン形式で一覧できる新機能「記者のつぶやき一覧」をリリースした。

朝日新聞は、2024年6月に記者が自らの言葉で問題意識や取材の背景などを発信する「つぶやき」機能を、2024年8月には読者の人々から記者に直接メッセージをもらう「おたより」機能をリリースした。こうした試みに対し、多くの読者の人々から好意的な反応を得ている。また、個々の記者へ寄せられた温かいメッセージも大きな励みになっている。様々な情報があふれ、時にはその真偽を見極めることが困難な現在において、「誰が、どのような想いや問題意識を持ち、どのように取材して、記事として発信しているのか」というプロセスを可能な範囲で明らかにしていくことは、ますます重要になっていくと考えている。今回の「記者のつぶやき一覧」のリリースは、これまで以上に開かれたコミュニケーションの実現と、報道への信頼を高めていくための新たな一歩となることをめざしたものとなる。

「記者のつぶやき一覧」は、アプリのトップ画面からアクセスできる。一覧ページでは、記者の顔写真や氏名とともに、日々のつぶやき、取材中の写真、記者が「ピックアップ」した参考になる記事へのリンクなどが新着順に表示される。ニュース記事だけでは伝えきれなかった取材の背景や、記者の視点・考えを見ることができる。

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