2025年05月15日 15:40

大阪芸術大学は、日本のマンガの新しい表現方法である「マンガデザイン(R)」を使った作品の展示会を、5月14日~27日まで開催している。大阪芸術大学での開催は7年ぶり。

この展示会では、大学の授業で学生たちが制作した、新聞社やラジオ局、飲料メーカー、文化施設といった様々な企業とのコラボレーション作品が並ぶ。たとえば「昭和100年プロジェクト」は昭和元年から100年、経済成長の秘訣を学び未来につなげる作品で、日本経済新聞社・ニッポン放送と連携。「希望しかないよプロジェクト」は学生とっての「希望」「なんでや」「理想」をテーマにした作品で、炭酸栄養ドリンク「オロナミンC」と連携している。

これらの作品は、デザイン学科、キャラクター造形学科、美術学科、映像学科、放送学科など、多くの学科の学生が参加して制作された。そのほか、デザイン学科客員教授の吉良俊彦先生が代表を務めるマンガデザイナーズラボによる、大阪をはじめ日本全国で展開している広告デザイン作品の近作を中心に展示している。

展示期間中の5月18日には大阪芸術大学のオープンキャンパスも開催。本展示会を企画した吉良先生による作品解説や、マンガの新しい発想についての講演会、さらに、マンガデザイナーズラボのプロのデザイナーによる似顔絵レクチャーも行われる。