東急プラザ原宿「ハラカド」および、アイシンが提供する音声認識アプリ「YYSystem」は、5月12日～18日ハラカドにて「意思疎通の壁」を越える社会実験「世界に字幕を添える展」を開催する。

「世界に字幕を添える展」とは、聴覚障がい者や訪日外国人観光客が日常的に抱える意思疎通の課題に気づき、解消するきっかけを創出するためのイベントであり、社会実験。本イベントでは、主に聴覚に関する意思疎通をトータルに支援するアプリシリーズ「YYSystem」や、指差しボード、筆談セットをハラカド内の店舗に設置。日常のコミュニケーションに課題を抱える人々に気軽に施設内を楽しんでもらう。

また一般の来場者も耳が聞こえづらい状態を擬似体験しながら本プログラムに参加することが可能。それにより、意思疎通を阻む課題の存在を感じ、今後の具体的な行動に繋げていくきっかけづくりとなることを目的にしている。

期間中、館内の居酒屋やカフェ、美容室をはじめとする計21店舗に「YYSystem」を導入。各店舗では、様々なシチュエーションで音声認識による字幕表示や液晶プレートを使ったコミュニケーション支援を行う。初日に訪れた来場者からは、「日常生活を可視化するとこんなに文字が連なっていることに驚きました。このアプリがあれば、インバウンドの方や耳が聞こえない方も一層お出かけを楽しむことができそうですね。」など、今回の社会実験に興味を示す声が多く寄せられた。詳しくはこちら。