2025年05月08日 15:56

DUMSCOは、がん患者の治療生活を変えるがん患者サポートアプリ「ハカルテ」に、新たに体調の変化や治療の副作用症状を一覧で振り返るための印刷機能を追加した。

最大8週間分の記録をA4サイズで出力可能で、症状や服薬の記録を見やすく表示(記録が多い場合は複数ページに自動分割)。 診察用メモや治療スケジュールの欄を設け、印刷後に手書きで補足することも可能。記録した内容を一覧で出力し、診察前に確認できるため、短い診察時間でも要点を漏れなく医療者に伝えやすくなる。

出力したデータは印刷に適したデザインとなっており、スマホを取り出しにくい場面でも活用しやすく、医療者と一緒に確認しやすいというメリットも。ファイルはPDF形式でも出力でき、メールやLINE等でも共有が可能。

「ハカルテ」は、症状記録を中心とした機能を提供し、「簡単な操作で詳細に治療記録をつけられる」と多くの患者から好評のアプリ。特に、副作用の程度をワンタップで記録できるなど、治療に伴う細かな体調変化を手軽に記録できる点が支持されている。

これまで、「記録した情報を印刷して医療者に見せたい」という声が多くのユーザーから寄せられており、そのニーズに応えるために今回の印刷機能を追加した。患者が診察時に自分の症状を的確に伝えることは、治療の意思決定において重要な役割を果たし、医師の診断や治療方針の精度を高めるとも言われている。本機能を活用することで、がん患者がよりスムーズに医療者と情報を共有し、適切な治療につながることを目指す。