2025年04月18日 09:45

エコリングは、埼玉県と「災害時における物資の供給に関する協定」を締結した。

エコリングは、日本およびアジア地域でリユース事業を営んでいる。「なんでも買い取り」をコア・コンピタンスとし、顧客から持ち込まれる商品を可能な限り買い取り、リユース(再使用)リサイクル(再生利用)することで、循環型社会の実現を目指す「買取事業」と、買い取りした顧客の大切な商品を、次に大切にしてくれる新しい顧客へ渡す架け橋役となる「販売事業」の2つを軸とした事業活動を展開している。

本協定は、災害発生時に被災地域への迅速な支援物資提供を目的とし、エコリングが展開する全国290店舗(4月17日時点)および各エリアの物流拠点で常時備蓄しているリユース物品を、必要な時に必要な場所へ無償提供する仕組みを整備するもの。

エコリングは、リユース事業を通じた社会課題の解決を目指して取り組んでおり、災害時の支援においても被災地のニーズに素早く応える体制を強化していきたいと考えていた。令和6年能登半島地震の際に、同社として初めてリユース品による物資提供を行った経験から、この取り組みを全国の自治体と連携してさらに広げていきたいと考え、今回同社の想いに賛同した埼玉県と初の連携協定を締結する運びとなった。

連携協定の概要は、「災害時に必要なリユース物品の無償提供(衣類、日用品など)」「提供物資の費用および運搬コストは全てエコリングが負担」「各店舗および倉庫における備蓄品のデータベース化による迅速な物資提供の実現を目指す」「リユース品活用による環境への貢献」。

エコリング