2025年04月08日 16:05

日本山村硝子が加盟する日本ガラスびん協会では、3月25日、「(自主認定)ガラスびんリサイクルマーク」を制定し、運用を開始した。
「ガラスびんリサイクルマーク」は、何度でも水平リサイクルが可能な「ソーダ石灰ガラス」であるとともに、「再生原料(カレット)」を利用して製造されたガラスびんであることを表す。
ガラスびんは「資源有効利用促進法」で指定された「指定表示製品」ではないが、「容器包装リサイクル法」で定められた「再商品化義務」のある容器。消費者の分別排出をわかりやすくすることで、「びんtoびん」水平リサイクルのさらなる推進とリサイクル率向上による循環型社会への貢献を目指し、新たに「ガラスびんリサイクルマーク」を定めた。
表示可能なガラスびんは、ガラスの組成が「ソーダ石灰ガラス」のガラスびん、国内で製造・販売されるガラスびん、国内での販売・利用を目的に輸入されるガラスびん入り製品、「ワンウェイびん」もしくはリユースが可能な「リターナブルびん」。表示できないガラス製品は、陶磁器など、ガラスびん以外の製品。コップや花瓶など、ガラスびん以外のガラス製品。耐熱ガラスやクリスタルガラスなど、組成の異なるガラス製品および乳白色のびん。
「ガラスびんリサイクルマーク」を表示することで、「再生原料を利用しているガラスびん」「何度でもびんにリサイクルできるガラスびん」の理解促進と、水平リサイクルの促進が期待できる。詳しくはこちら。