2025年04月02日 15:52

白浜町、オーエス、オリエンタルコンサルタンツ、NEC ソリューションイノベータの4者は、4月1日に「一般社団法人白浜イノベーションハブ」を設立した。
白浜町は観光業を中心とした経済構造で、他の産業とのバランスが課題となっている。人口減少や少子高齢化が進む中、地域経済を支え、より活性化していくためには、外部から企業や人を呼び込む必要がある。その一環として、これまでIT企業の誘致やワーケーションの取り組みを進め、一定の成果をあげてきた。しかし、IT企業誘致を地域経済の活性化へ繋げるためには、これまで以上に高い次元で進出企業と地元企業が協力して、新しくプロジェクトを起こしていく必要がある。
オーエス、オリエンタルコンサルタンツ、NECソリューションイノベータは白浜町と連携協定を結び、2024年からはIT人材の育成や企業誘致を共に進めながら、この課題に取り組んできた。今回、これまでの取り組みをさらに発展させるため、行政と民間企業が連携し、継続的にオープンイノベーションを生み出すための拠点として、「白浜イノベーションハブ」を設立した。
本法人は、行政と民間企業が手を携え、白浜町における更なる企業誘致と地域の未来を拓く中間支援組織として機能する。地域の特性を活かした新たなビジネスやサービスを生み出すため、調査や実証実験の支援、企業と人材のマッチングや人材育成、進出相談や視察のサポートを行う。また、地域内外の企業連携を通じて、関係人口の定着と増加を図る。地域の魅力を更に高める、特別な体験を創造し、実現していく。