2025年04月02日 12:54

IT FORCEは、アルコールチェック管理サービス「セーフくん」に事業者のアルコールチェック漏れを低減することを目的とした新機能を4月2日に追加する。

「セーフくん」は、Salesforce基盤のアルコールチェック管理サービス。ドライバー向けの報告アプリ、安全運転管理者向けのドライバー健康管理画面が連携しており、遠隔地にいてもスムーズにアルコールチェックが行えるほか、煩雑な管理業務の効率化を実現する(アルコールチェック結果の自動記録やアルコール検知器管理における手間の軽減、用紙の削減など)。

2023年12月1日の道路交通法施行規則改正に伴い、白ナンバーの車両を「5台以上保有」または「定員11人以上の車両を1台以上保有」する事業者も、アルコール検知器によるアルコールチェックが義務化となった。同社の顧客へ「セーフくん」導入のきっかけをヒアリングしたところ、「アルコールチェックが形骸化している」「チェック未実施に気づくのが遅れて後手後手になってしまう」「危機意識の低いスタッフの意識を変えたい」といった課題があり、多くの事業者がアルコールチェックの運用に悩んでいるということが判明した。DX化の推進と共に、従業員の意識を変えていくことが大事だと気付いたことが、機能追加に至った経緯だ。

今回新しく追加される機能は「アルコールチェック測定漏れの運転者に自動で通知する」もの。測定漏れの通知(=会社・管理者からのアラート)を行うことで、運転者の意識と行動を変え、アルコールチェックの運用を徹底していくことを狙っている。

セーフくん