2025年03月25日 09:57

学研ホールディングスは、3月17日、日本生命保険相互会社が幹事社となり組成する、保育業界全体の課題解決の推進に向けた「保育イノベーションコンソーシアム」に参画し、始動した。

同コンソーシアムには、設立時点でライク、ニチイ学館、グローバルキッズ、ニッセイ情報テクノロジーおよび学研ホールディングスが参加し、今後も積極的に社会福祉法人を含む全国の保育事業者や自治体等に参加を呼びかけ、保育業界全体の持続性向上、さらなる発展につなげていく。

保育業界では、保育士不足、DXの遅れ等で現場業務がひっ迫しており、IT化等による保育士の負荷軽減を含む保育事業環境の改善が必要な状況だ。同コンソーシアムは、保育事業者単独では実現が困難な、保育事業者が抱える課題の解決に向けた施策を共同、連帯して実施。今後、同コンソーシアムの活動の輪を拡げ、保育業界全体の持続性向上とさらなる発展に貢献し、日本社会を担う子どもたちの未来と安心して子育てができる社会の実現に向けた取り組みにつなげていく。

「保育イノベーションコンソーシアム」主な推進内容は、「ライク社と共同で開発するシステムの導入促進による業務効率化支援」、「共同調達等のコスト削減による保育所経営の安定化支援、人材シェアリングスキームの構築、保育士魅力向上施策等を検討・推進」、「行政への申請手続きや職員処遇、配置基準、補助金等の各観点での改善要望を取りまとめ、こども家庭庁への働きかけの実施」。

学研ホールディングス