2025年03月18日 15:59

ガクシーが提供する奨学金運営者向けのDXシステム「ガクシーAgent」の学校導入数が100校を突破した。
現在、日本中の学生の約半数が何らかの奨学金を受給しており、大学授業料の値上げや物価高の影響によりその必要性はさらに高まっている。しかしながら、学校では人員不足や高頻度で更新される日本学生支援機構(JASSO)の奨学金業務への対応などの業務過多により、十分な奨学金サポートが提供できず、学生側も奨学金を活用できていない実態が多い。
令和2年4月から施行された高等教育の修学支援制度は「家庭の経済状況に関わらず、意欲のある学生に学ぶチャンスを付与する制度」として施行された。一方で学校現場には煩雑な業務が発生し、奨学金業務担当者の業務量増大につながっている。そして、令和7年4月、本制度が大きく改正されることが決まり、奨学金に関わる業務の「在り方」の再考を迫られている。
「ガクシーAgent」は応募者の受付から選考・学生管理に至るまでの業務を一元化することで奨学金業務を効率的に進めることのできるクラウド型システム。応募者へのスピーディーな対応の必要性、日本学生支援機構(JASSO)管理業務負荷の軽減、オンライン化・データ分析への必要性など、近年のDX化傾向から、導入ニーズが高まっている。
「ガクシーAgent」は、奨学金に関するアナログ業務のDX化を実現することで奨学金の新たな価値を創出。未来の人材育成をする大学や財団などの団体の活動を支えていく。