2025年03月11日 12:12

ヤマナカは、5月から10月にかけて行われる米作りの連続体験プログラム「アッシーリスファミリークラブ 米作り&ふれあい体験 ~植えて、育てて、味わう~」を開催する。本プログラムでは、ヤマナカの保有する田んぼの一部を貸し出して稲作をするのと同時に、結城市に古くから伝わる「ぬかくど」で炊いたご飯のおいしさを実感できる。
ヤマナカは金属製品製造業だが、田んぼを1万890坪、ぶどう畑を450坪保有。これまで様々な農業体験イベントを展開してきたが実は米作りも行っており、イベント参加者にはお米をプレゼントする事もあった。元々、「米作りを体験してもらいたい」という想いはあったが、その醍醐味を味わうためには数カ月という長期のプログラムが必要。2024年度は別のプログラムでノウハウを積み、2025年度にお目見えする事となった。
今回のプログラムの核となる「米作り」と「ぬかくど」をどちらも経験出来る体験は、ヤマナカだからこそできる内容。「ぬかくど」は、もみ殻を燃料とした直火でご飯を炊き上げる炊飯器具。結城市に古くから伝わる器具だが、ヤマナカではこの「ぬかくど」を現代にアレンジし、アウトドアや災害時にも使えるようなコンパクトさを実現した。
なお、炊飯後に排出されるもみ殻は、伝統的な方法で完全に燃焼され灰となり、「くん炭」として再生される。このくん炭は、土壌中の水分や栄養分を効果的に保持する持続可能な資源として、環境に優しい再利用が可能。入会案内・イベント参加申込はこちらから。