2025年03月11日 09:03

就活ラジオは、AIを活用し企業と学生の価値観や適性に基づいてマッチングを自動最適化する新サービス「AIタレンティー」をリリースした。

これにより、従来の就職活動での基準になっていた「知名度」や「条件」による企業選びの文化を変え、学生の「内定」をゴールにするのではなく、入社後の定着と活躍が期待できる。富山県内で開催した企業向けの事前説明会には70社が参加し、リリース前の登録学生数は150名を突破している。

日本の就活市場では、大手企業と中小企業で採用環境が大きく異なる「二重構造」が深刻化している。物価高や賃上げの影響で大手志向の就活生が増えた結果、大手企業では「買い手市場」、中小企業では「売り手市場」となっている。

特に中小企業や製造業の多い地方ではこの課題が顕著で、就活ラジオの拠点である富山県でも「企業の知名度が低いため、求人広告を出してもエントリーが集まらない」「基本給などの条件だけでは大手に勝てない」といった声を多く聞く。また、早期離職が深刻な課題となっており、多くの学生が自らの適性に合わない職場を選び、企業と人材のミスマッチが常態化している。

このような背景からAIタレンティーは、従来の「大手志向」「内定がゴール」という就活の在り方を見直し、「価値観で企業と巡り合い、入社後に活躍すること」を目指した新しいマッチングの仕組みを提供する。

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