2025年03月06日 12:34

NPO法人チームふくしまは、東日本大震災から14年が経過し、震災の記憶の風化が課題となる中、2022年から実施している日本初のライセンスとなる独自の防災検定「ひまわり防災検定」の内容を一新し、3月11日よりリニューアル版をスタートする。

防災教育は、震災から得た経験や教訓を多くの人に伝え続けることで、災害から自分の身や未来の命を守ることに繋がる。今回リリースする新たな防災検定は、これまで以上に、震災で経験したことを全国へと広げることで震災の記憶を繋ぎ、どこでも誰にでも災害が起こりうることを再認識してもらい、危機管理や防災、減災へ向けて取り組める内容となっている。また、次世代への伝承伝達により一層力を込めて、「3級応援学割」制度を新たに設けた。また、防災を学ぶ機会があまりない状況の児童養護施設やファミリーホームの子ども達には無料で受験してもらえるようにした。

検定は3級、2級、1級と予定している。2級では試験会場を福島県内、1級では福島県の被災地視察を予定しているため、企業研修や修学旅行等で利用してもらうことで被災地の事例や被災経験者の声を実際に聴くことができ、被災地の観光振興・震災の風化対策に繋がる。また、試験監督は福祉作業所が行う事で福祉雇用創出にも繋げる。

検定料は、1級:5万5000円、2級:1万6500円、3級:7700円(応援学割3500円)(すべて税込)。

ひまわり防災検定HP