2025年03月04日 13:00

美術出版社は、「瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブック」を3月24日に刊行する。

「瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブック」は、総合ディレクターの北川フラムさんによる瀬戸内国際芸術祭2025の注目プロジェクト紹介や、エリア情報をはじめ、すべての作品のガイドや会期中の交通情報など、芸術祭全体の情報を網羅した一冊だ。瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典で、春・夏・秋の3シーズンに分かれている。今年から新たに3エリアが加わり計17エリアで展開される。ガイドブックでは3シーズンともに展示される島エリアとそれぞれのシーズンしか展示されない島エリアに分けて紹介している。

ガイドブックでは、島・エリアごとに、地域の情報、全体マップ、「瀬戸内が紡ぐ歴史といま」、作品ガイドへと続く。作品の紹介とともに、「PICK UP」「Column」などの記事を通して、地域の歴史、見どころまで、アート作品以外の魅力も解説。芸術祭を楽しむためのモデルコース紹介では、はじめての人はもちろん、追加された新たなエリアの巡り方の提案もあり、何度も来ている人にとっても旅の計画を立てる参考になる。旅の便利帳では、島へ渡る時刻表や、島内の交通も詳細に掲載する。公式サイトや公式アプリと併用することで、それぞれに情報を補完できるようになっている。瀬戸内国際芸術祭を楽しむために必要不可欠なガイドブックだ。

価格は1500円(税抜)。一般発売日は3月24日。

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