2025年02月28日 10:00

fly、JTB、日本航空(JAL)は、観光地の魅力を創出にするため、日本初のドローンを活用した自動無人空撮および、AIによる動画自動編集サービス「SKYPIX」を開始する。

観光地に魅力的な絶景があっても、収益を生み出さないケースも多数存在している。本サービスは、地域の魅力をさらに引き出し、観光地が自ら収益を生み出すことで、持続可能な観光地となることを目指す取り組みとなる。また、本サービスについては「ビジネスモデル特許」を申請中となり、今後も地域の観光振興を図るために、3社共同で観光コンテンツの創出に取り組む。

本サービスは、通常では見ることはできない空からの視点で、誰でも気軽に動画撮影や視聴を楽しむことができる日本初のサービス。設置されたQRコードを利用者のスマートフォンで読み込み、決済を行うとドローンが飛び立ち、空からの美しい景観と利用者を、事前にプログラミングされた最適なルートで自動撮影する。ドローンが撮影した映像はAIによって自動で編集され、高画質でインパクトのある映像が利用者の手元に届く。アプリをダウンロードする必要はなく、英語や中国語等の複数言語に対応しているため、海外客も簡単に利用できる。本サービスは日本国内、および海外に向け事業展開をする予定。2027年を目途に国内47か所(各都道府県に1基以上)の設置を目指している。

料金は1回あたり2000円(税込)。実証運用期間は3月1日〜5月6日(8月1日より正式サービス開始予定)。場所は、香川県小豆島 国立公園寒霞渓 山頂第二展望台。