eMoBiは3月1日よりスマートフォンアプリ「Emobi」をリリースし、電動トゥクトゥク「Emobi」の無人貸し出し・シェアリングサービスを開始する。

利用者はアプリを通じて非対面での車両貸し出し手続きを行い、キャッシュレス決済が可能。また、サポート連絡もアプリ上から簡単に行えるため、安心してサービスを利用できる。アプリ対応エリアの第一弾として、湘南モノレールとの連携により、湘南エリアで無人貸し出しサービスを展開する。

湘南・鎌倉エリアでは、観光客が集中しやすい江ノ島周辺のオーバーツーリズムが問題視されている。特に、右回りルート（鎌倉から江ノ島へ）の観光客が多く、混雑が発生。eMoBiは、湘南モノレールと連携することで「左回りでの鎌倉観光」を推進し、人流を分散。これにより、江ノ島以外の観光スポットへのアクセスを促進し、地域全体の観光体験の向上を図る。

鵠沼海岸はサーフィンの名所として知られるほか、昨年にリニューアルオープンしたHUG-RIDE PARK（ハグライドパーク）はスケーターのための新たなスポットとして人気を集めている。また、茅ヶ崎は湘南カルチャーの発信地であり、海岸沿いにカフェやショップが立ち並び、観光客に新たな発見を提供している。

こうしたエリアへのアクセスを広げるとともに、EVを活用することで環境負荷の低減にも寄与。eMoBiは地域資源の再評価と持続可能な観光地づくり、エコツーリズムの実現を目指す。詳しくはこちら。