2025年01月31日 12:22

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、20~59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に、2024年の職種別「平均残業時間」を調査した。
調査の結果、平均残業時間は、2024年は21.0時間/月となり、前回調査より0.9時間減少していた。平均残業時間の少ない職種の1位は「医療事務」で10.3時間となり、前回より1.7時間減少。10位以内に「事務/アシスタント」から6職種、20位までに「営業」から5職種がランクインしている。
一方、平均残業時間の多い職種1位は「インフラコンサルタント」で39.4時間となり、前回より14.8時間増加。DXによるICTなど新しい技術を採用する企業の、業務効率化・自動化の需要増加が影響と考えられる。前回1位の「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)」の残業時間は前回から−10.9時間と大幅に減少したものの、3位という結果となった。
職種分類別の平均残業時間では、「事務/アシスタント」が14.3時間で最も少なく、20代と40代は「医療系専門職」、30代と50代は「事務/アシスタント」が最少に。「建築/土木系エンジニア」が26.0時間で最も多く、20代、30代、50代では「建築/土木系エンジニア」、40代では「販売/サービス」が最多となった。調査結果の詳細はこちら。