2025年01月23日 09:05

デバイスエージェンシーは、同社が開発・販売を行う「AdvaNceD IoT スマートチェックイン」シリーズの新ソリューションとして、AIを活用した音声対話の開発に、1月22日から着手した。
本機能は、無人チェックイン機に搭載したAIがゲストとの音声対話を可能にし、まるで実際のフロントスタッフと対面しているかのような自然なコミュニケーションを実現。本機能の導入により、ゲストは音声でやりとりを行うだけでスムーズにチェックインが完了。よりストレスフリーな滞在体験をサポートする。
近年では宿泊施設における省人化のニーズが高まり、無人チェックイン機を設置している宿泊施設が多くみられるようになった。一方で、タッチパネルやキーボード入力に慣れていないゲストにとっては、チェックイン時の操作が煩わしく、ストレスの原因となるケースが増えている。そこで、AI技術を活用した音声対話機能を開発することで、ゲストが自然な会話を通じて予約の確認や手続きを行い、スムーズにチェックインできる環境を整備したいと考えた。
現在開発中の無人チェックイン「AI音声対話」ソリューションでは、各宿泊施設の特徴やブランドイメージに合わせてAIの声色や応答スタイルをカスタマイズできる機能の検討を進めている。さらに、音声認識精度の向上や多言語対応を強化することで、国際的なゲストを含むあらゆる利用客に対して、より快適なコミュニケーションを実現していく。