2025年01月22日 12:30

1月22日、イマジカインフォスより、書籍「告知事項あり。その事故物件で起きること」が発売された。

少子高齢化が進む現代の日本では、2021年から死亡数が過去最高を更新し続け、多死社会に突入したと言える。国立社会保障・人口問題研究所の調査では、この傾向は2040年代まで続き、年間の死亡数は160万人に達する見通し。

そうした中で、孤独死や自殺の増加が懸念されている。実際に、昨年の警視庁による発表では、年間で約6.8万人の高齢者が孤独死していると推計される。さらに、自殺数もここ数年増加傾向にあり、将来に向かっていわゆる事故物件が増えていくことは、もはや必然と言える。

そうした社会状況の中で、事故物件の価値を回復させるために「オバケ調査」をビジネスとして起業したのが、カチモード社。オバケ調査とは、事故物件で、映像や音声にはじまり、大気圧やサーモグラフィーに至るまで実に8項目による調査を実施し、その物件でオバケが出ないことを科学的なアプローチによって実証するもの。

しかし、事故物件においては、どれだけ科学的に調査しても、ときに、それだけでは説明ができないような現象が発生する。今回、カチモード社の代表取締役で、不動産管理会社に15年間勤め7000件以上の物件を内見してきた著者が、今までの体験を初めて書籍化。事故物件で起きた出来事をはじめ、著者自身が実際に体験した不思議なエピソードを紹介する。価格1650円(税込)。購入はこちら