Archeda（アルケダ）は、環境・エネルギー領域スタートアップ向け支援プログラム「STARTUP HOKKAIDO Green Acceleration Program」に採択された。本プロジェクトをきっかけに北海道における事業展開を進めていく。

同社は、衛星データを利用した森林や水田、マングローブ等の自然由来のカーボンクレジットプロジェクトの分析モデルを開発するスタートアップ。現在、衛星データを利用した自然解析ソリューションであるGreen Insightの開発を進めている。

一方、北海道は、全国的にも早い段階でカーボンニュートラルへの取り組みを実践してきた。加えて北海道にあるカーボンニュートラル資源のポテンシャルの高さが評価され、2024年6月、北海道と札幌市は国から「GX 金融・資産運用特区」および「国家戦略特区」の指定を受けた。国家プロジェクトの大きな一歩となるべく、洋上風力発電や水素など環境・エネルギーを牽引する8つの大型プロジェクトをはじめ、環境・エネルギーに関する様々な取り組みを始めている。

本プログラムでは、環境・エネルギー領域のスタートアップに対して総合的な事業成長サポートや北海道企業とのマッチング・実証実験支援を行う。第1期では、1.北海道沿岸における浮体式洋上風力の実証に向けた検討プロジェクトと、2.北海道の森林において新たな森林資源量解析にむけた実証プロジェクトを行う予定。