2025年01月20日 09:53

特定非営利活動法人チームふくしまは、防災減災に向けた日本初ライセンス「ひまわり防災検定3級」受験者数が1000人を突破した。
2011年5月、福島県の若手経営者などの有志で立ち上げた「福島ひまわり里親プロジェクト」は日本全国46都道府県(福島県除く)の個人、団体など、推定60万人以上の人に知的作業所で袋詰めしたひまわりの種を購入、育ててもらい、採れた種を福島へ送ってもらっている。それらの種を福島県内で咲かせ観光をはじめ、全国と福島の絆作りに役立てるとともに、福祉作業所の仕事を生み出すことにも繋がり、継続した震災復興支援活動を行っている。
震災から11年が経過し風化が課題となっているが、同プロジェクトでは防災減災に向けた独自の防災検定「ひまわり防災検定」を2022年3月11日より開始した。受験する人の中には、継続して修学旅行として福島を訪れ、その中で被災地をみて震災について学ぶと共に、ひまわり防災検定を受験してくれる福島ひまわり里親プロジェクトの参加高校もある。今年は、花蓮沖地震への災害支援として現地の人より希望があり、台湾にて日本人学校の子ども達にひまわり防災検定を実施した。これまで1242名の人が3級を受験し、今回、受験者数が1000人を突破した。