2025年01月17日 09:19

プロモツールは、女性調香師の育成を強化するため、パフューマーを目指す過年度を含めた(29歳以下)理系(化学・薬学・医学・生物専攻)大学・大学院生、卒業生及び修了生を採用し、ゼロから調香師を目指す人材育成コースを開始する。

同社は、自社で持つ日本有数の「香り技術研究所」において、調香師を目指す女性を経験の有無を問わず採用することで、ダイバーシティを推進し、新たな視点を持つ人材を集めることで開発力を高め、香りの奥深い繊細さを追求して行くことができると考えており、日本有数の香りの研究所となった同社「香り技術研究所」に、調香人材育成機能を持たせて行くことにした。

調香師には、香りに対する鋭敏な感性だけでなく、安全性や安定性を重視する化学、薬学等の知識などが必要とされることが多いが、日本の研究者における女性の割合は16.9%に過ぎず、国際的な基準と比較しても非常に低い水準にあり、女性調香師の育成が急務だ。加えて、調香師という職業の認知度の低さや、具体的なキャリアパスが充分に知られていないため、興味を持ちながらも諦めてしまう人が多いと言われている。このような状況を鑑み、且つ香り業界の多様性を高めるために、同社では女性調香師の採用強化に取り組むことを決めた。多様性が重視される昨今、女性がもつ感性や視点も取り入れることは、香り開発において大きな強みになると考えている。想定している職務内容としては、先ずは調香師のアシスタントとしてスタートし、調香師からの指導を受けながら、4年で調香師として1人前をなることを目指してもらう。

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