2025年01月07日 15:58

デジタルレシピは、北海道上川町が採択された総務省の令和5年度自治体フロントヤード改革モデルプロジェクトにおいて、最先端のAI技術を用いた未来のまちづくりを目指し、実証実験を開始した。
本取り組みにおいては、エッジAI映像解析技術と分析を行うAWL、3Dアバターをホログラムのように投影する技術を搭載したハードウェアを提供するGateboxと連携。住民と行政との接点を多様化・充実化していくことで、住民の利便性を向上させ、庁舎空間が手続きの場から多様な主体との協業の場に変革していくことを目指す。
デジタルレシピは、自社および顧客企業向け事業開発おいて、生成AIを駆使したサービス開発の実績が多数ある。これまでに培ったノウハウを元に本取り組みの核となる3Dアバターの人格プロンプトなど、AIによる窓口案内を実現するためのプロンプトおよびサービス基盤の構築を実現した。
また、エッジコンピューティングを活用したAWLの革新的なマルチカメラトラッキングシステムを導入することで、プライバシーに十分配慮しながら来庁者の行動を把握することを実現。3Dアバターをホログラムのように投影し、カメラやマイクなどのセンサーによって音声でのコミュニケーションを楽しむことができる筐体「GTBX-100」を採用、アバター化された上川町長が来庁者を出迎えるというユニークな窓口案内フローを実現した。