2025年01月07日 12:39

UPDATERは、未来酒度★★(星2つ)の日本酒「S風の森 First Edition」が、1月11日から発売されることを記念し、土壌データを1月7日より公開する。

「未来酒度」は「風の森」などの代表銘柄を持つ奈良県の油長酒造が提唱する新基準。持続可能な未来に向けた新しい日本酒の価値基準で、環境負荷の少なさ、田んぼの地力、地域への貢献度という3つの要素を総合的に評価し、星の数で表現する。同酒蔵が今冬から販売している「S風の森」では、この未来酒度をボトルに表示。日本酒を選んだり飲んだりする楽しいひとときに、この基準を活用してほしいと期待している。

UPDATERは、土壌の様々なデータから農産物や土地そのものの付加価値創造を実現する「みんな大地」にて、「未来酒度」の取り組みに協力。水田3カ所を2024年9月に土壌診断したところ、無農薬栽培の水田の土壌菌数(一般生菌数)が720万個と他の水田と比べて極めて高い結果となった。土壌菌数の多い水田は、豊かな微生物生態系がより生育に適した環境を酒米に提供しているものと考えられる。

また二炭素貯留量は、地域標準と比較して3カ所とも1.4~1.6倍ほど多く、調査した水田すべてが素晴らしいポテンシャルを持っていることもわかった。豊かな土壌生態系が育む水田の生産者が育てた米のみを使った未来酒度★★(星2つ)の「S風の森 First Editon」は、1月11日より発売。土壌診断結果の詳細はこちら