2024年12月27日 12:49

ジェイフィールは、2025年1月、「マネジメントシェアリング研究会」(通称:MS研究会)を発足する。

同社は、個人に感情があるように組織全体に波及した感情、気分を「組織感情」と定義し、「組織感情をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ1万人に実施している。

昨今は、「マネジャーの罰ゲーム化」と揶揄される状況があり、企業も有効な手立てを打てているとは言えない。こうした課題を解決するために、同社は「マネジメントシェアリング」という新しいアプローチを提唱。マネジメントの責任を一人で抱え込むのではなく、複数の人で分担することで、マネジャーが健全に役割を果たし、個人としても充実した人生を歩む環境づくりを目指す。

「MS研究会」では、国内外の先進事例の研究と、参加企業での実践化の検討を通じて、以下の目標を達成することを目指す。「国内外の先進事例の研究」(国内外のマネジメントシェアリングの先進事例から成功のポイントを学ぶ。日独の比較調査も予定しており、日本企業における課題も明らかにする)、「自組織における実践の試行」(マネジメントシェアリングに向けて、自組織で行えることは何か。現場での取り組み、人事施策の検討など、各社の実情に合わせて、具体的な第一歩を模索する)、「社会的な発信と貢献」(研究会終了の際には、研究成果を広く発信し、日本企業ならびに日本社会への貢献を目指す)。

ジェイフィール