2024年12月26日 12:57

日工社は、災害ボランティアの物資拠点「のと支援物資センター・羽咋」を運営する「みんなの畑の会」へ、雪かきショベル240丁を寄贈する。これは、能登半島地震および9月の能登半島豪雨の被災者とその支援団体の後方支援として贈られるもの。贈られるのは、製品名「たすけ隊 エアーショベル 角」240丁で、引渡日は12月27日(予定)。
今冬は全国的に大雪が予想されており、それに伴う災害が懸念されている。特に能登半島では、地震や豪雨の爪痕が残る中、積雪によるさらなる被害が懸念されている。そのような状況下で、被災地からはショベル・スコップをはじめとする除雪用具が流出・破損して不足しているとの情報が寄せられており、これを受けて今回の寄贈に至った。
同社は、ショベル・スコップメーカーとして創業し、関東大震災をきっかけに災害時のショベル提供を行ってきた。今回寄贈した「たすけ隊 エアーショベル 角」は、長年にわたる災害支援の経験から、災害時に目立ちやすいカラーリングと誰でも使える軽さを重視して開発したもの。一般的なショベルより約700g軽いため、雪かきの負担軽減にも役立つ。
ショベルは「のと支援物資センター・羽咋」に納入後、「みんなの畑の会」および同団体に所属し支援活動を行っている「おいしい金沢(@oic_kanazawa)氏」を通じて仮設住宅の入居者に優先的に配布する。