2024年12月20日 15:43

「たけはらDX」にて採択されたGATARIが、イマーシブガイド(R)「音で竹原の歴史を感じる 旧松阪家住宅・酒蔵交流館めぐり」の提供を、12月21日から開始する。
「たけはらDX」は、有力な技術、アイデアを持つベンチャー・スタートアップ企業と、竹原市内の様々な課題を抱えたプレイヤーが協働。それにより、産業振興のモデルケースとなるイノベーションを創出することを目的としたアクセラレータープログラム。
竹原市は「製塩地からの繁栄」「酒づくり」といった独自の歴史と観光資源を有し、特に、「たけはら町並み保存地区」には、製塩業や酒造業で栄えた歴史的な建造物や町並みが保存されている。これらの貴重な資源を十分に活かしつつ、本市の課題である観光客の滞在時間を延ばすため、来訪者の回遊性や体験価値を高める取組みが求められている。
こうした課題に対してGATARIは、来訪者の行動に応じて変化する臨場感と没入感の高いコンテンツで、既存の観光資源の新たな魅力を引き出すとともに、訪問者の満足度向上を目指す。さらに、体験購入や関連消費を促進することで、観光客の回遊性向上や滞在時間の延長、観光消費の活性化も目指す。
今回の実証実験では、旧松阪家住宅および藤井酒造 酒蔵交流館を舞台にしたイマーシブガイド(R)「音で竹原の歴史を感じる 旧松阪家住宅・酒蔵交流館めぐり」を制作。竹原市ならではの魅力を発見できる没入型の音響体験で、歴史と文化に触れる特別な時間を楽しめる。