2024年12月17日 15:22

JR東日本スタートアップとJR東日本スポーツ、ePARAは、エキナカeスポーツ施設「Cafe&Bar RAGE ST」において、「バリアフリーeスポーツスクール」を本格始動する。

これは、個性にあふれた障害当事者が講師を務め、eスポーツを通して交流の場をつくる近未来型のSDGs研修。JR東日本スタートアッププログラムの実証期間の中で実施した「バリアフリーeスポーツスクール」で、参加者から好評の声が寄せられたことを受け、この度本格始動を決定した。なお、「バリアフリーeスポーツ」とは、「年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」を意味するePARA発の造語。

日本には1160万人の障害者がいる中で、就労しているのはまだ64万人という現状がある。また、雇用主と障害当事者が必ずしも双方ともに幸せになっていない事例も多く、誰もが輝ける職場づくりが求められている。こうした背景の中で、「障害者」としてではなく、「一人の人間」として評価され、ゲームの主人公のように一人一人が輝ける舞台・環境づくりを生み出していきたいと考える。

展開にあたり、JR東日本グループ内での障害者理解や交流促進、JR東日本スポーツと連携した法人販売なども随時開始。「eスポーツ」を起点として、障害の有無にかかわらず就労・交流できる機会を創出し、誰もが輝ける社会の実現に向けて取り組んでいく。