2024年12月17日 15:00

コクヨサプライロジスティクス(KSL)は、7月25日~12月2日にかけて、近畿大学経営学部の「ロジスティクス論」ゼミにて、学生の学びをサポートする取り組みを実施した。同社はコクヨの物流子会社であり、コクヨやカウネットなどが取り扱う文具・オフィス用品系の物流機能を担っている。2021年から大学との産学連携を開始しており、今年で四回目の実施となる。
今回は、KSLは2024年問題や少子化による労働力の減少といった課題に対し、物流の「未来」「課題解決」「社会貢献」をキーワードにテーマを設定。学生はグループごとに選んだテーマに対して解決策の提案にむけた情報収集を行い、提案書の作成と発表を行った。またKSLは自社の倉庫見学を通じて物流現場の現状を説明し、中間・最終発表の講評を実施。自社の知見を活用しながら、学生の物流業界に対する理解を深める支援を行った。
この取り組みを通じて、学生はロジスティクス・物流業界に対する興味や理解を深め、ビジネスにおける多角的な視点を持つことの重要性等、多くの学びを得ることができた。またKSLは12月2日の最終プレゼンテーションにて学生が提案した改善アイデアから新たな気付きを得るとともに、学生の視点を通じて自社の業務改善につながるアイデアを模索する貴重な機会を得ることができた。
今後もKSLは持続可能な物流の実現に向け、自社だけでなく物流業界全体の改善を目指し、さまざまな関係者との協力を通じて活動を進めていく。