2024年12月06日 13:31
世界初の難聴DJと手話ダンスのコラボユニット「Silent Quest」が、このたびデビューを迎える。聴覚に障害を持つメンバーが視覚的な表現を通じて新たな音楽体験を届けるという、これまでにない挑戦的なエンターテイメントを提供する。デビュー公演は12月14日20時~22時。場所は銀座 ジニアス東京。
「Silent Quest」は、難聴DJと手話ダンスの融合という、世界でも前例のないユニークなエンターテイメントスタイルを追求している。
メンバーのひとり「難聴うさぎ」さんは、1歳から補聴器と読唇術を使い、耳が聴こえないながらも周囲と会話を続ける「コミュカモンスター」として知られるインフルエンサー。24歳で世界一周を果たし手話を習得するなど、障害を超えて挑戦を続ける姿勢が多くの人々に勇気を与えている。著書「音のない世界でコミュ力を磨く」を出版し、SNS総フォロワー数75万人、動画再生回数累計3億回を誇る影響力を持つ。読唇術を通じてDJ技術を習得し、世界初の「手話ダンサーとの連携によるDJスタイル」を確立した。
「Silent Quest」は、2025年春までにオリジナル曲の制作とリリースを予定。年間5回以上のイベント出演を目標に掲げ、将来的には海外の音楽フェスなど世界規模のイベントへの出演も目指している。また、国内外のアーティストやブランドとのコラボレーションも積極的に行い、より多くの人々に手話と音楽の新たな形を届けたいと考えている。