2024年12月05日 09:04

NSGグループの「国際外語・観光・エアライン専門学校」は、17の県内企業・団体と連携して実践してきたSDGs活動について11月30日に報告会を開催した。

今年で4回目となるこのSDGs活動報告会では、社会・経済・環境のバランスを考慮し、特にゴール11「住み続けられるまちづくり」をテーマに、「経済的にも持続可能な活動にするには」を専門学生の視点から探求した。4月から授業の一環として行われた活動は、4つのチームに分かれて実施された。

これらの活動は、トキエア、鈴木コーヒー、新潟空港ビルディング、琴源など、県内のSDGs活動に積極的な企業団体の協力のもと、マーケティング講義やイベント企画運営、共同の商品開発、合同調査活動など多岐にわたる連携授業として実施された。

各チームの発表後、協力企業・団体から講評をもらった。新潟県立植物園の出席者からは「SDGsは活動を知ってもらうことが重要。ぜひ、当園でも常設展示をしてこの活動への周知に協力したい」との力強いエールをもらった。また、新潟空港でのイベントに協力してもらった新潟航空サービスの出席者からは、「学生イベントのおかげで、外国の方を温かくお迎えできた。近県の方々にもまずは新潟空港を見ていただきたいので、今日行った提言をぜひ新潟空港で形にしてほしい」と、今後の活動にも期待を寄せてた。来年度も引き続き、全科全学年で多業種の企業と連携しながらSDGs活動を続け、11月末に活動報告会を開催する予定だ。