2024年12月04日 15:58
東洋アルミエコープロダクツでは、「グリーンアルミ」使用による初年度のCO2排出量削減効果についての詳細な報告を、12月3日、サンホイルブランドサイトにて公開した。同社が製造・販売する家庭用アルミホイル「サンホイル」は、2023年10月より再生可能エネルギーで製造されたアルミニウム原料「グリーンアルミ」を使用。製造時のCO2排出量の削減に取組んでいる。
サンホイル製造時の「アルミナを電気の力でアルミニウムに変える」という工程では、大量の電気が必要になる。その発電時に大量のCO2を排出することが課題とされてきた。そこでサンホイルは「グリーンアルミ」を使用することで、CO2排出量の削減に貢献する。「グリーンアルミ」とは主に再生可能エネルギーを使用してCO2の排出を抑制して製造されたアルミニウムを指す。製造工程において、使用する電源に違いはあるものの、通常のアルミニウムと品質や性能に違いはない。
初年度の取り組みによるCO2排出量削減効果は、削減量が約376t-CO2、削減率は年間約9%となった。
サンホイルは、グリーンアルミをはじめとする環境配慮型のアルミ材料を積極的に採用することで、今後もCO2排出量削減に貢献。環境に配慮したライフスタイルの実現に貢献し、いつでも、どこでも、誰でも心地よく使うことができるアルミホイルのスタンダードブランドを目指す。