2024年11月27日 09:58

群馬県安中市、NTTネクシア、NTT東日本‐関信越 群馬支店の3者は、市内で利用できる電子地域通貨「UMECA」の提供を開始する。

「あんなか まちづくりビジョン2024」では、地域経済の活力低下や地域コミュニティ弱体化の起因となる「人口減少や少子化、高齢化の急速な進行」を喫緊の課題と捉え、これらの解決のために地域の活力を結集させて、柔軟な発想を持ちながら、これからのまちづくりに臨んでいる。その重点プロジェクトである「新たな技術で持続可能なあんなかをつくる」ためのキャッシュレス基盤として、電子地域通貨「UMECA」を導入することとした。本事業を官民連携により事業目的を「地域内経済の好循環」と「地域コミュニティの活性化」に据えて、全ての市民や市内事業者が満足する「誰でも使える優しいUMECA」をめざしていく。

「UMECA」とは、安中市の加盟店で利用できる電子地域通貨。「誰でも使える優しい仕様」が特徴であり、専用アプリもしくはQRコード付き専用カードに「UMECA」をチャージすることで、市内で加盟する飲食店やショップ、観光施設等での買い物などをキャッシュレスで楽しむことができる。また専用アプリでは決済だけでなく、各加盟店で使えるクーポンや地域のイベント案内、キャンペーン等の情報配信を行うことができる。名称の由来は、安中市の特産品である「梅」と通貨の「貨」を組み合わせた名称で、市民の投票により決定した。

開始日は12月2日。加盟店は市内事業者126店舗(11月20日時点、今後拡大予定)。