2024年11月22日 20:00

田巻屋は、11月1日をもって、創業100周年を迎えた。東京・深川と北海道深川市の繋がりから、100周年記念事業として11月25日より、オリジナルアイヌ文様商品「AYNU to アイヌト〜アイヌト清澄白河〜」を、直営店及び当社ECサイトにて販売開始する。

今回は第1弾として様々なシーンで活用可能な帯(角帯・半幅帯)、和雑貨、デニムのラインナップを用意している。

北海道アイヌ民族に、古から代々脈々と受け継がれてきた「アイヌ文様」。アイヌの人々は、自然界のあらゆるものに神を感じ、共に生きてきた。アイヌ文様は、病気や災いの神々などからの魔よけとして、衣服や装飾品に施されたもの。そこには、自然界の神との共生で育まれた、圧倒的な存在感がある。アイヌ文様を使用した着物関連のモノは、これまでほとんど前例がない。使用にあたり厳格な決まり事も多くある。

北海道深川市と縁がある東京・深川(清澄白河を含む地域)で取り組めないかと数年思案していたところ、北海道釧路市の阿寒湖温泉を拠点に、アイヌ文化を正しく伝えるためのコンサルティングや認証事業を行っているアイヌコンサルンとの出会いがあり、所属クリエーター床みどりさんに、田巻屋オリジナルのアイヌ文様を制作してもらうこととなった。

半幅帯は1万円(税別)。角帯は9000円(税別)和雑貨1200円(税別)から。倉敷デニムを使ったショルダーバッグ、ランチバッグは各3400円(税別)。

田巻屋オフィシャルオンラインショップ「AYNU toアイヌト」