2024年11月22日 09:56

流通科学大学は、2025年1月11日、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、「阪神・淡路大震災30年シンポジウム」を開催する。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、流通業が災害時におけるライフラインとして果たすべき役割の重要性を再認識させる出来事だった。震災後、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売業は、水や食料をはじめとする生活必需品を迅速に供給することで、地域社会の復旧・復興に大きく貢献した。

このシンポジウムは、震災から30年という節目にあたり、当時の経験と教訓を振り返りながら、流通業が果たしてきた社会インフラとしての役割を再確認するとともに、近年頻発する災害や社会的課題への対応について議論する場だ。さらに、これからの30年に向け、流通業界が持続可能で強靭な社会基盤を築くためにどのような役割を果たすべきかを探り、参加者の人々と未来への展望を共有したいと考えている。このシンポジウムが、国内外の流通業界の人々にとって新たな気づきや視点をもたらし、今後の取り組みに活かされることを願っている。なお、シンポジウムの関連として、同大学では、書籍「阪神大震災」復刻版の出版(毎日新聞出版)、ダイエー資料館内に阪神・淡路大震災コーナー設置、図書館に震災関連書籍コーナー設置、を予定している。

参加費は無料。日時は2025年1月11日13時30分~15時30分。場所は流通科学大学内 大教室。

エントリーはこちら(申込期間:12月2日~2025年1月6日17時)