11月22日サービス提供予定の「GMO GPUクラウド」が、スーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」の2024年11月版において、世界第37位、国内第6位にランクインした。国内商用向けクラウドサービスとしては、第1位の結果となる。

今回「GMO GPUクラウド」は、最新の「H200 GPU」を活用した96ノード（768GPU）構成で、LINPACK性能は38.06PFLOPS（ペタフロップス）、実行効率は73.0％を記録。さらにマルチノード使用時にも高い性能を発揮するクラスタ構成により「H200 GPU」の性能を最大限に引き出した。なお、2024年11月時点の「TOP500」リストのランキング世界第1位は「El Capitan（米国）」であり、測定結果は1742.00 PFLOPS。

また、「GMO GPUクラウド」は、国内クラウド事業者で初めて、AI向けイーサネット ネットワーキング専用に設計されたNVIDIA Spectrum-Xを採用。このクラウド環境は、生成AIや機械学習、大規模言語モデル（LLM）の開発に最適化されている。

システムのスケーラビリティ（拡張性）と高速なGPU間通信を可能にするNVIDIA Spectrum-X イーサネット ネットワーキング プラットフォームにより、「GMO GPUクラウド」は最大効率での演算プロセスを実現した。TOP500ランキングはこちら。