2024年11月18日 16:23

「ウッドデザイン賞2024」にて、「ィノス」が北海道と岐阜県の家具や木材の産地とコラボした国産材家具3点が、「ライフスタイルデザイン部門」で「ウッドデザイン賞」を受賞した。

同社では、木材の使用で森林を循環させて自然環境保全や林業の活性化につなげていくことを目的に、2011年頃より様々な国産材家具を企画・販売している。また、ウッドデザイン協会が掲げる、木を使うことによって社会課題の解決を目指すという主旨に賛同し、ウッドデザイン賞創設以来、積極的にアワードにエントリー。2024年の受賞商品を加え、これまで合計21点の商品がウッドデザイン賞受賞を果たした。

今年、ライフスタイルデザイン部門での受賞となった3商品は、いずれも日本における著名な家具や木材の産地とコラボしたアイテム。「北海道産材 マッシュルームスツール」は、日本の五大家具産地のひとつ、旭川の家具メーカーとコラボしたスツール。北海道産ナラ材が使われているだけではなく、座面にも道内産のレザーが用いられ、熟練の職人の手によって丹念に作り上げられている。

また「国産檜 頑丈突っ張りシェルフ」は、ブランド材として知られている、岐阜県東濃地方で産出される天然の「東濃ひのき」を使用。この檜は、堅牢さ・美しい木目・なめらかな手触り・非常に高い香りが特長で、建築材として人気がある。岐阜県下呂市の家具メーカーが、これら地場の木材を地元の森林組合から丸太のまま購入し、自社で製材から完成まで一貫して作り上げた。