丹羽久は、災害時や緊急時に水がなくても使える「簡易/仮設トイレ用バイオ消臭剤」を開発。11月上旬より順次オンラインにて販売を開始した。

近年、台風や地震などの自然災害が頻発する中、非常用トイレや衛生管理への備えが必要不可欠となっている。アンケートサイト「アイリサーチ」が公表したデータによると、「避難所で過ごす中で困ったことについてあてはまるものをすべてお答えください」という問いに対して最多の回答は「トイレ（297人：59.4%）」。さらに「トイレで困ったことについてあてはまるものをすべてお答えください」という問いに対しては、一番回答が多かったのは「トイレの数が少ない（242人：48.4%）」。二番目に多く挙げられたのは「清潔ではない（186人：37.2%）」だった。

上述した自然災害や避難生活を想定し、同社は災害時や緊急時に水がなくても使える「簡易／仮説トイレ用バイオ消臭剤」を開発した。本製品は100％天然成分のバイオ消臭剤。成分はBB菌（納豆菌同属）100％で、自然のチカラで悪臭の元を分解・消臭する。化学薬品使用の商品とは異なり、穏やかに効果を発揮。

災害時の簡易トイレだけでなく、介護用のポータブルトイレや仮設トイレ、汲み取り式トイレの消臭にも活用できる。悪臭を抑えることでハエなどの害虫予防にも役立つ。簡易トイレの使用時に気になる臭いを強力に消臭、非常時においても快適な空間を保つ。参考小売価格790円（税抜）。