2024年11月15日 12:59

JTBは、持続可能な旅行と観光のための国際標準を策定・管理するグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が認定した第三者国際認証機関の1つBureau Veritasより、国内ツアーにおいてGSTCツアーオペレーター認証を11月1日に取得した。
GSTCクライテリアは、観光における持続可能性に関する共通言語を開発するための世界的な取り組みから生まれたもの。現在のGSTC認証が可能なクライテリアは、公共政策立案者やデスティネーション・マネージャー向けの「地域向けクライテリア」と、ホテルやツアーオペレーター向けの「観光産業界向けクライテリア」の2種類となる。JTBが今回取得した認証は、持続可能な経営、社会経済の持続可能性、文化の持続可能性、環境の持続可能性、の4つの柱で構成されるGSTCの観光産業界向けクライテリア(ツアーオペレーター向け)だ。GSTCツアーオペレーター認証は、これらのクライテリアを基にGSTC認定を受けた第三者認証機関から認証を取得することによって、持続可能な観光の管理システムを保持し、持続可能な責任ある運営が行われていることを保証するものとなる。
JTBグループは、この認証取得をきっかけにサステナブルツーリズムの普及・拡大に向けた取り組みを強化し、交流による平和で心豊かな社会の実現を目指し、交流する人が増えるほど、地域や人権、環境の課題が解決し、更なる発展につながるようなツーリズムが産業界および地域全体に広がって行くようリードしていく。