2024年11月12日 13:02
エスプールリンクは、AIを活用して企業のコンピテンシーを策定し、採用における人材要件を定義する新サービスの提供を開始する。
エスプールリンクでは、アルバイト・パートの面接設定サービス「OMUSUBI」や、WEB面接代行サービス「Faceview」を提供しており、飲食業や小売業を中心に約400社の採用活動を支援している。近年、採用市場は売り手優位が継続しており、企業は応募数の減少や若年層の早期離職など様々な課題に直面している。また、自社の求める人物像が定まっていないなど、人材要件の定義に苦慮する企業も増加している。
そのような中、同社では、AIを活用して企業のコンピテンシー（競合他社との差別化につながる、企業独自の強みや能力のこと）群を抽出し、その分析結果をもとに人材要件を定義する新サービスの提供を開始した。本サービスにより、経営戦略や企業文化に基づいた採用戦略を構築し、ミスマッチを抑制することで、採用効率の向上と従業員の定着率向上が期待できる。
本サービスは、経営層や部門責任者へのインタビューから得た情報をAIが客観的に分析し、企業文化や活躍している社員の共通点を可視化。これにより、求める人物像の明確化が可能となり、採用媒体の選定や面接設計の最適化を図ることで、採用活動の全般にわたってより戦略的な意思決定を後押しする。
