2024年11月11日 16:05

書店と出版社が協力し、日本で一番面白い書店フェアの企画を競い合う「Book Fair Championship(BFC)」。「本の日」である11月1日、六本木 蔦屋書店で本プロジェクトの幕開けとなる記者発表会が開催された。
イベントの冒頭では、MCを務める中村優子さんがこのプロジェクトの意義と目的を紹介した。「日本で一番面白い書店フェアの企画をチャンピオンベルトと初代王座を懸けて競い合う」というユニークなコンセプトは、全国の書店員たちが自らのアイデアを持ち寄り、創造力を発揮する場を提供するもの。「書店員にスポットライトを当て、多くのお客様に書店に足を運んでいただきたい」という思いを語り、参加者に協力を呼びかけた。
続いて、BFC実行委員長の北田博充さんが登壇し、BFCの主な目的を「ユニークなフェアの発信、情報共有、書店への来店促進」の3つに分けて説明。今回の企画について「どういう本を買いたいかよりも、誰から本を買いたいかというのが焦点。書店員、その人自身がどう企画するかという書店員の個性に注目している」と述べた。
またBFCの審判員に芥川賞作家の滝口悠生さんらが就任し、BFC初代チャンピオンベルト贈呈式に新日本プロレスの棚橋弘至選手が登壇することが発表された。また日本紙パルプ商事の筌口康史さんが書店員を支援するために協賛を決定し、BFCに対する熱い期待を表明した。詳しくはこちら。