2024年11月07日 12:53

トガルは、名古屋造形大学との産学連携により、名古屋駅西エリアにて「椿甘酒 地域愛・活性化プロジェクト(仮称)」を本格始動する。

日本屈指のターミナル駅で東海地方の玄関口「名古屋駅」その新幹線口がある西エリアには、徒歩圏内に歴史・文化遺産がある。その歴史の一つにかつてこの地を流れていた笈瀬川の清水で作られた甘酒には、疫病の流行を鎮めたという言い伝えが残されている。しかし、リニア時代を見据えた都市開発の加速により、この地域固有の歴史や文化が急速に失われつつある。この状況において、同社は開発と伝統が共存する新しい街づくりを目指し、次世代に受け継ぐべき地域の歴史や文化を守り、発展させていく必要があると考えている。

Webを中心としたコミュニケーションデザイン事業に取り組んでいるトガルは、10月15日、名古屋造形大学の学生とオリエンテーションを実施。その後、地域の関係者とともに現地調査を行った。かつて笈瀬川が流れた道路を歩き、椿神明社にて氏子総代や地域の人から甘酒祭の由来について説明を受け、参拝者に振る舞われる甘酒を試飲。地域の歴史と伝統を直接体験する機会となった。

「椿甘酒プロジェクト」の取り組み予定は、「地域の歴史研究と記録」「産学連携による新商品開発」「地域コミュニティの活性化」。今後の展開として、甘酒の開発・販売、地域・子どもたちへの歴史教育活動、近隣店舗との連携を予定している。本プロジェクトを通じて、名古屋駅西エリアの歴史と伝統を再認識する機会を創出し、地域愛の醸成と活性化に貢献していく。

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